奥歯の咬み合わせがずれている状態で、しっかり咬むことが出来ず顎や顔が左右非対称となる場合もあります。
上下顎とも奥歯が片側のみ内側に傾斜し、交叉咬合と叢生が叢生が見られました。上下顎骨の左右差は無く、患者さんの希望により、非抜歯にて傾斜した奥歯を起こしながら叢生の改善と下顎の右側偏位を是正する矯正治療を行いました。上下の歯列幅を合わせながら拡大し、顎間ゴムを努力して頂き、27ヶ月で動的治療を終了しました。上下の正中を合わせる配慮をしましたが、奥歯が再び傾斜して下顎がズレないよう注意する必要があります。